「明日ちゃんには……直接『さよなら』も『ごめん』も言えなかった。でも俺、諦めないよ。医者になって、いつか絶対にあの子に誇れる自分になって、またこの町に戻ってくる」
「はい……! 湊先輩なら、絶対に良いいお医者さんになれます!」
「風花ちゃんも、走ってきてよ。明日ちゃんに届くような、最高の走りを」
「はいっ!!」
湊先輩は力強く頷くと、自動改札機に切符を通し、ホームへと向かって走っていった。
特急列車のドアが閉まり、滑らかに車体が動き出す。窓越しに一瞬だけ見えた湊先輩の掲げた手が、遠ざかっていく。
「はい……! 湊先輩なら、絶対に良いいお医者さんになれます!」
「風花ちゃんも、走ってきてよ。明日ちゃんに届くような、最高の走りを」
「はいっ!!」
湊先輩は力強く頷くと、自動改札機に切符を通し、ホームへと向かって走っていった。
特急列車のドアが閉まり、滑らかに車体が動き出す。窓越しに一瞬だけ見えた湊先輩の掲げた手が、遠ざかっていく。

