湊先輩が壁に背を預けたまま、ずるずると床にへたり込んだ。
その顔を両手で覆い、肩を激しく上下させて涙を漏らしている。
「俺たちのせいでこんな目にあわせて……『ごめん』の一言も言えないなんて……! もしこのまま明日ちゃんに会えなくなったら……俺、一生自分を許せない……っ!!」
湊先輩の叫びは、自分自身に向けられた痛烈な刃だった。
自分たちのエゴで花火を打ち上げ、彼女の命を限界まで追い詰めてしまったという後悔。そして、言葉を交わすことすら拒絶された圧倒的な無力感。
けれど——私は、濡れた髪を強く揺らし、首を横に振った。
「湊先輩」
その顔を両手で覆い、肩を激しく上下させて涙を漏らしている。
「俺たちのせいでこんな目にあわせて……『ごめん』の一言も言えないなんて……! もしこのまま明日ちゃんに会えなくなったら……俺、一生自分を許せない……っ!!」
湊先輩の叫びは、自分自身に向けられた痛烈な刃だった。
自分たちのエゴで花火を打ち上げ、彼女の命を限界まで追い詰めてしまったという後悔。そして、言葉を交わすことすら拒絶された圧倒的な無力感。
けれど——私は、濡れた髪を強く揺らし、首を横に振った。
「湊先輩」

