明日はふっと、泣き出しそうな、けれど酷く愛おしそうな苦笑いを浮かべた。
「可哀想な病人扱いもしないで、勝手に縁側に座り込んで、失礼なことばかり言って……。私の醜い毒舌も、感情の乱れも、全部逃げずに正面から受け止めてくれた」
掴んでいた湊先輩の袖口を、明日はさらに強く引き寄せた。
「私が『今』を燃やそうとしてるなら、その命の瞬間をカメラで全部受け止めるって……そう言ってくれたじゃない」
「……うん。言ったよ」
「私に……『今』を生きる理由をくれたのは、あなたなのよ」
明日の胸が大きく波打ち、透き通るような首筋に細い脈が激しく打っていた。
「可哀想な病人扱いもしないで、勝手に縁側に座り込んで、失礼なことばかり言って……。私の醜い毒舌も、感情の乱れも、全部逃げずに正面から受け止めてくれた」
掴んでいた湊先輩の袖口を、明日はさらに強く引き寄せた。
「私が『今』を燃やそうとしてるなら、その命の瞬間をカメラで全部受け止めるって……そう言ってくれたじゃない」
「……うん。言ったよ」
「私に……『今』を生きる理由をくれたのは、あなたなのよ」
明日の胸が大きく波打ち、透き通るような首筋に細い脈が激しく打っていた。

