「伊達に十六年間、部屋の窓からこの街を観察してないわよ。交番の巡回ルートは22時半に国道沿い、23時15分に港の漁協前。この突堤周辺に警察が来る可能性はゼロに等しいわ」
明日の言葉には、迷いがなかった。
小さな身体のどこにそんなエネルギーが眠っていたのかと思うほど、その大きな瞳は暗闇の中でギラギラと冴え渡っている。
「で、問題は打ち上げの仕組ね」
湊先輩が胸ポケットからノートを取り出し、明日の地図の隣に広げた。そこには、びっしりと手書きの構造図が描かれていた。
明日の言葉には、迷いがなかった。
小さな身体のどこにそんなエネルギーが眠っていたのかと思うほど、その大きな瞳は暗闇の中でギラギラと冴え渡っている。
「で、問題は打ち上げの仕組ね」
湊先輩が胸ポケットからノートを取り出し、明日の地図の隣に広げた。そこには、びっしりと手書きの構造図が描かれていた。

