その時、一歩前に進み出たのは湊先輩だった。
湊先輩はポケットから、綺麗に現像された一枚の写真をそっと取り出した。
昨日の夜、暗室で焼き上げたあの写真だ。
「明日ちゃん。……この前はごめん」
「……何よ。写真なんて持ってきて、嫌がらせ?」
「嫌がらせなんかじゃないよ。……俺ね、君に謝りたかったんだ。君の気持ちも知らずに、勝手に未来の話をして傷つけて。俺自身が自分の『将来』から逃げてたから、明日ちゃんの覚悟の重さに気づけなかった」
湊先輩はまっすぐに明日を見つめた。
逃げ場のない、真っ直ぐで温かい眼差し。
湊先輩はポケットから、綺麗に現像された一枚の写真をそっと取り出した。
昨日の夜、暗室で焼き上げたあの写真だ。
「明日ちゃん。……この前はごめん」
「……何よ。写真なんて持ってきて、嫌がらせ?」
「嫌がらせなんかじゃないよ。……俺ね、君に謝りたかったんだ。君の気持ちも知らずに、勝手に未来の話をして傷つけて。俺自身が自分の『将来』から逃げてたから、明日ちゃんの覚悟の重さに気づけなかった」
湊先輩はまっすぐに明日を見つめた。
逃げ場のない、真っ直ぐで温かい眼差し。

