冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

翌日の放課後。

重厚な木製のドアが閉められ、カーテンが下ろされた生徒会室に集まったのは、私と蒼汰だけじゃない。


副会長の設楽詩織さん。クラスのムードメーカー神田陸くん。そして、私の大切な最初の友達、結衣ちゃん。


放課後の突然の呼び出しに首を傾げていた三人の前に、蒼汰と私は、昨日発見した『本来の実績データ』と『学校側が作成した改ざん報告書』の比較資料を静かに提示した。


「……これが、私たちの学校の公式な実績報告書の最終原稿だよ」


蒼汰の静かな説明を聞きながら資料を凝視していた三人の顔から、一瞬で血の気が引いていく。