夕陽の茜色が徐々に陰り、生徒会室の窓の外は濃い群青色へと染まりつつあった。
静まり返った室内で、私は手に持ったパンフレットのページを何度も見返していた。
「ねえ、月城くん。やっぱりおかしいよ」
「……何がだ?」
蒼汰くんがデスクのペンを置き、眉をひそめて私の方へ歩み寄ってくる。
「ほら、ここ。今年の夏に吹奏楽部が県大会で金賞を取った時の記録も、陸くんたち男子バスケ部がベスト8に入った時の結果も……どこにも書かれてない。生徒会で集計した実績データには、ちゃんと載ってたよね?」
「……確かに。生徒会で作成した広報原稿では、部活動や課外活動の成果を大きく取り上げていたはずだ」
静まり返った室内で、私は手に持ったパンフレットのページを何度も見返していた。
「ねえ、月城くん。やっぱりおかしいよ」
「……何がだ?」
蒼汰くんがデスクのペンを置き、眉をひそめて私の方へ歩み寄ってくる。
「ほら、ここ。今年の夏に吹奏楽部が県大会で金賞を取った時の記録も、陸くんたち男子バスケ部がベスト8に入った時の結果も……どこにも書かれてない。生徒会で集計した実績データには、ちゃんと載ってたよね?」
「……確かに。生徒会で作成した広報原稿では、部活動や課外活動の成果を大きく取り上げていたはずだ」

