冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

教室の壁にはパステルカラーの布や風船が飾られ、まるで原宿のおしゃれなセレクトショップのような空間に生まれ変わっている。


「小林さん、次のパーソナルカラー診断のお客様ご案内して!」

「はいっ! こちらの席へどうぞ!」


眼鏡からコンタクトに変え、前髪をふんわり流した結衣ちゃんが、生き生きとした笑顔で接客を担当している。


かつて「私なんて地味だし……」と自信なさげに俯いていた女の子の面影は、もうどこにもなかった。


「日葵ちゃん、メイク待ちのお客様がもう5人並んでるよ!」

「オッケー、任せて!」