冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

(みんながワクワクして、自分の魅力を発見できる……そんな出し物、ないかな?)

私の頭の中で、ピカーン!と大きなひらめきの電球が灯った。

「はいっ!」

私は勢いよく右手を挙げた。

「お、朝比奈! 何かいい案あるか?」


クラス中の視線が、一斉に私へと注がれる。かつてのような冷ややかな視線じゃない。純粋な期待と好奇心の眼差しだ。

私はガタッと椅子を引いて立ち上がると、ニッと自信満々の笑顔を浮かべた。


「『自分らしさを引き出すパーソナルカラー&ワンポイント変身カフェ』なんてどうかな!?」

「へ……? パーソナルカラー……? 変身カフェ……?」

学級委員がぽかんと首をかしげる。