「笑った! すごく優しく笑ったよ! 月城くん、もっとそうやって笑えばいいのに!」
「う、うるさい。君にそんなことを言われる筋合いはない……!」
そっぽを向いて照れ隠しをする蒼汰くんの姿が、なんだかすごく愛おしくて、私は胸のときめきを隠せないままクスクスと笑った。
氷のように冷たいと思っていた生徒会長。
だけど、その氷の奥には、こんなにも不器用で誠実で、可愛らしい素顔が隠れていた。
(月城蒼汰くん……あなたって人は、本当にもう……)
放課後の生徒会室。
沈みゆく夕陽の中で真っ赤な耳を隠そうとする彼を見つめながら、私は自分の胸の奥で、小さく新しい感情の芽がひょっこりと顔を出したのを感じていた。
「う、うるさい。君にそんなことを言われる筋合いはない……!」
そっぽを向いて照れ隠しをする蒼汰くんの姿が、なんだかすごく愛おしくて、私は胸のときめきを隠せないままクスクスと笑った。
氷のように冷たいと思っていた生徒会長。
だけど、その氷の奥には、こんなにも不器用で誠実で、可愛らしい素顔が隠れていた。
(月城蒼汰くん……あなたって人は、本当にもう……)
放課後の生徒会室。
沈みゆく夕陽の中で真っ赤な耳を隠そうとする彼を見つめながら、私は自分の胸の奥で、小さく新しい感情の芽がひょっこりと顔を出したのを感じていた。

