冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

定期テスト最終日から三日後。 ついに、運命のテスト返却と学年順位の発表の日がやってきた。


朝のホームルーム前、教室の掲示板に貼り出された一枚の順位表の前に、人だかりができていた。


「えっ……嘘でしょ……!?」

「1位の月城くんに続いて、同点トップ……朝比奈日葵!?」

「マジかよ! あの転校生、本当に学年首位争いに入ってるじゃん!」


ざわざわと波立つ教室。 自分の耳に飛び込んできた言葉に、私は隣に立つ結衣ちゃんと顔を見合わせた。


「ひ、日葵ちゃん……すごい! すごいよ! 学年1位タイ……! 月城さんと同点だよ!」

結衣ちゃんが自分のことのように目を輝かせ、私の手をぎゅっと握りしめてくれた。

「やったぁぁぁーーっ!」


私は思わず飛び上がってガッツポーズをした。