冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

季節がゆるやかに移り変わり、爽やかな冬の足音が聞こえ始めた頃。


桜ヶ丘学園は、見違えるほど活気と笑顔に満ちあふれていた。


新しい校則のもとで、生徒たちは自分らしいファッションやヘアスタイルを楽しみながら、真剣に勉強や部活動に打ち込んでいる。


廊下の掲示板には、運動部の大会結果も、文化部のコンクール入賞も、一般生徒のボランティア活動の記録も、すべて平等にキラキラと輝いていた。


「日葵ちゃ〜ん! 今日の放課後、カフェ寄っていかない?」


休み時間、すっかり垢抜けてクラスの人気者になった結衣ちゃんが声をかけてくる。


「あ、ごめんね結衣ちゃん!今日の放課後は、新生徒会プロジェクトの打ち合わせがあるんだ!」


「そっか〜!日葵ちゃんと月城先輩、本当に理想のカップルだよね。学校中のみんなが応援してるよ!」


「えへへ、ありがとう!」