冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

蒼汰くんが少し緊張した手つきで箱からネックレスを取り出し、「後ろを向いてくれ」と言った。 私が背を向けると、蒼汰くんの温かい指先が私の首筋に触れ、優しくチェーンを繋いでくれた。


胸元でキラリと揺れる、星のネックレス。


「すごく嬉しい……! 大切にするね、蒼汰くん!」


私が振り向いて飛びつくと、蒼汰くんは愛おしさに耐えかねたように、私をしっかりと抱きしめ返してくれた。


「僕の方こそ……いつもありがとう、日葵。君を絶対に幸せにする」


夕陽が差し込む誰もいない生徒会室で、私たちは二人の絆を確かめ合うように、甘く、温かい時間を過ごしたのだった。