冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

「ダサくなんてないよ! すごく嬉しい……!」


「朝比奈……?」


「私ね、蒼汰くんがヤキモチ焼いてくれて、すごくキュンとしたんだよ? 長谷川くんにはアドバイスするけど、私が世界で一番カッコいいと思ってて、大好きなのは蒼汰くんだけなんだから!」


まっすぐに蒼汰くんの目を見つめて言い切ると、蒼汰くんの瞳が丸く揺れた。


探るように私を見つめた後、彼の顔が瞬く間にカッと赤くなり、手で顔を覆ってしまった。


「……君は、本当に……僕を翻弄するのが上手いな」


「ふふっ、お互い様でしょ!」


私が笑うと、蒼汰くんはフッと柔らかく目を細め、胸のポケットから小さな白い箱を取り出した。