冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

楽しい初デートが終わり、訪れた月曜日の朝。


「いい? 蒼汰くん。学校では私たちは『生徒会長』と『生徒会メンバー』だからね!」


登校前、LINEで釘を刺しておいた通り、私たちは学校内での『公私混同』を避ける約束をしていた。


いくら恋人同士になったとはいえ、生徒会のトップである蒼汰くんの立場もあるし、周囲に余計な気を使わせたくなかったからだ。


「よしっ! 今日も一日、気合入れていくぞ〜!」


私はいつも通り、明るい笑顔で2年B組の教室のドアを開けた。


「日葵ちゃん、おはよう!」

「日葵! おはようさん!」

席につくと、結衣ちゃんと陸が笑顔でやってくる。