冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

私が本音を叫ぶと、蒼汰くんは一瞬呆気にとられたように目を丸くし、次の瞬間、目尻をふにゃりと下げて心底愛おしそうな笑顔を浮かべた。


「そうか……よかった。朝比奈も、すごく可愛いな。その帽子も、服の組み合わせも……君によく似合っている」


「〜〜〜っ!!」


ストレートすぎる褒め言葉に、私の顔はもう限界突破だ。


「じ、じゃあ行こっか! 今日は私が行きたかったおしゃれなパンケーキカフェと、雑貨屋さんを巡るんだから!」


ごまかすように歩き出そうとした私の手首を、蒼汰くんがそっと優しく掴んだ。


「あ……蒼汰くん?」


振り返ると、蒼汰くんは耳まで真っ赤にしながら、そっと自分の大きな手を広げていた。