冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

ボルドーカラーのニットに、ふんわり広がるチェック柄のロングスカート。


リップは秋らしい少し大人っぽいローズピンクをチョイスして、完璧な仕上がり!


「行ってきます!」


「いってらっしゃい、楽しんできてね」


ママとパパに笑顔で見送られ、私は弾むような足取りで家を飛び出した。


待ち合わせ場所は、学園から電車で三十分ほど離れた大きなターミナル駅の時計台前。


約束の十五分前に到着した私は、胸をドキドキさせながら時計台の周りを見回した。