冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

甘く、まっすぐで、どこまでも誠実な告白。


胸がキュンとして、嬉しさと愛おしさが胸から溢れ出して、目頭が熱くなった。


「……もう、遅いよ……月城くん」


「え……?」


蒼汰が一瞬、不安そうに眉をひそめる。


私はぎゅっと蒼汰の手を握り返し、飛び切りの笑顔を弾けさせた。


「私なんて……とっくの昔に、冷たかったくせに本当は誰より優しくて真面目な月城くんに、恋落ちてたんだから!」

「朝比奈……!」

「私の特別な人も、あんたしかいないよ。……よろしくね、蒼汰くん!」

「……! ああ……っ!」


蒼汰の顔がパッと輝き、私を抱きしめるように強く引き寄せた。


夕陽が差し込む生徒会室で、私たちは互いの温もりを確かめ合うように、しっかりと抱き合ったのだった。