冷徹生徒会長が私に甘くなるまで

「ふう! これで今日の作業も終わりだね!」

「ああ。お疲れ様、朝比奈」


生徒会長のデスクに座っていた蒼汰が、静かに立ち上がった。

夕暮れの光が彼のスタイル抜群のシルエットを浮き彫りにし、黒縁メガネが黄金色にキラリと光っている。


「あのさ、月城くん。詩織さんも結衣ちゃんも陸も先に帰っちゃったし、私たちも帰ろっか?」


「……朝比奈。少し、いいか」


「え?」


蒼汰がゆっくりと私の方へ歩み寄ってきた。