「我が校の公式報告書では、運動部の県大会出場実績や文化部のコンクール入賞、文化祭での一般生徒の活躍がすべて『該当なし』として削除されています。その代わりに、一部の特進クラスの進学率やテストの点数が水増しされていました。大人たちの見映えと保身のために、僕たち生徒全員の努力が……青春の汗が、踏みにじられていたのです!」
「ざけんなよ!」
体育館の後方から、陸が叫んだ。
「俺たちバスケ部が夏休み返上で練習して掴んだ地区突破も、全部無かったことにされてたんだぞ! 俺たちの頑張りを勝手に消すな!」
陸の叫びを皮切りに、体育館のあちこちから「嘘だろ……」「俺たちのコンクール結果も載ってなかった」「酷すぎる!」という生徒たちの怒りと困惑の声が波のように広がり始めた。
狼狽する教頭たちを背に、今度は私がマイクの前に一歩踏み出した。
千人以上の視線が一斉に私に集まる。心臓がドクドクと激しく打っていたけれど、私は蒼汰と目を合わせ、深く息を吸い込んだ。
「ざけんなよ!」
体育館の後方から、陸が叫んだ。
「俺たちバスケ部が夏休み返上で練習して掴んだ地区突破も、全部無かったことにされてたんだぞ! 俺たちの頑張りを勝手に消すな!」
陸の叫びを皮切りに、体育館のあちこちから「嘘だろ……」「俺たちのコンクール結果も載ってなかった」「酷すぎる!」という生徒たちの怒りと困惑の声が波のように広がり始めた。
狼狽する教頭たちを背に、今度は私がマイクの前に一歩踏み出した。
千人以上の視線が一斉に私に集まる。心臓がドクドクと激しく打っていたけれど、私は蒼汰と目を合わせ、深く息を吸い込んだ。

