有名バンドの歌姫は無の美少女でした

ガラッ


「あ、蓮華ちゃんと春途来てる~!」


私たち以外のメンバーが来た。


「あ、蓮華、ギター持って来たんだな」

「うん。何となく持って来たくなって」


そう言いながら、ギターのチューニング(音を合わせることだよ)をしていた。


「ねぇねぇ、蓮華ちゃんっ!」

「はい?」

「何か弾いてよっ!」


灰野さんが、キラキラした瞳でそう言ってきた。


「…俺も、聞きたい」


あまり喋らない中野さんも、キラキラした瞳で私を見て来た。