有名バンドの歌姫は無の美少女でした

…って、ん?


「……あの、灰華で一番上手いって言うのは、気のせいじゃないでしょうか?」


皆の方が上手い気がする!

私、お父さんよりだいぶ下手だし。


私より上手い人なんて、その辺に居ると思うんだけどなぁ…。


「それはねぇだろ…」


なんで蓮司は呆れてるんだろうか…?



「まぁ、とりあえず?蓮華ちゃん入ったので、解散で良いかな?」


「「「「はい!」」」」


「また放課後に、あの旧音楽室に集合!ってことで!」


「はいっ!」



そう元気よく返事して、私は教室へ帰った――。