有名バンドの歌姫は無の美少女でした

「…はい、る」


「「「「え⁈」」」」

私はそう言った。


いや、言っていた。



この人達――灰華は、良い軽音部だ。


なんで、あんなバカなこと思っていたんだろうか。

この人達は、そんなこと思うはずがないのに。


でも、足手まといになりそう…。

これは私の勘なんだけど、灰華って、絶対上手いんだよね…。


元々蓮司が超上手いし…。

ううーん…。


「…期間限定、なら入ります」


考えた結果、これ。


足手まといになるのは迷惑だろう。でも、一生懸命勧誘してくれたしな。

と言う事で、出た結論が、これでしたー!!


「はっ⁈なんでだよっ⁈」

「ええ~⁈蓮華ちゃん、僕たちの仲間になろうよ~!」


「いや、足手まといになりそうなんで」


「「それは絶対ない!」」


おぉ、灰野さんと蓮司、仲良し~!

蓮司のこと、家出したから心配だったけど――これなら大丈夫そうだ。