地球の怖い話あつめました


「ここもダメとなると……」
職員室の中を見回してみても他に脱出できそうな場所はない。
「どうしよう。外にも連絡が取れないし、完全に閉じ込められちゃった」
それでもどうにかしようと窓やドアを叩いて叫ぶ。
「誰かいませんか!? ここに閉じ込められているんです! 助けてください!」
返事はない。
自分の声と荒い呼吸音だけが聞こえてきている。
「助けて! 誰か!」
次第にドアを叩く力も抜けて行って、声もかすれて小さくなってくる。
窓の外では町がオレンジ色に染まっていて、あと1時間もすれば完全な闇が訪れるだろう。