「人が親切に、探してあげるって言ってるのになんなんですか?」



「お礼とかできないから、手伝ってもらわなくてもいい。」



「別にお礼なんかしてほしくて、一緒に捜すわけじゃないですよ。
あなたが必死だったから手伝ってあげたかっただけですし。」



「だから、そういうのが迷 「あー!あれじゃない?」

私は、男の子が喋ってるのを遮って、キラッと光った物の所に駆けていった。



案の定、マンホールの穴に落ちそうになっていて光っていたのは、雪の結晶のペンダントだった。