分からなすぎるよ、火咲くん。

女の子をイケメンスマイルで帰して席に戻ってきた火咲くん。

今度はこちらに話しかけてくる。

「ねぇ、さっきからなんの話してたの?」

「言う義理はないわ」

バッサリと切り捨てるみなみ。

「えー、つれないなあ」

「そっちこそメーワクだよ!人の隣の席で大量の女の子連れてて!みなみと喋る時大変だったんだから!」

「ごめんって。でもちゃんと帰したよ?」

「「そういうことじゃない」」

「またハモった」

クスクスと笑う火咲くん。

「……私は飲み物買ってくるわ。ひーは何かいる?」

「え?いいの?じゃあオレンジジュース!!」

「……変わってないわね」

若干呆れながもみなみは教室を出る。

「仲良ーんだね」

唐突に話題を変えた火咲くん。

「うん!小学校の時からなんだよ」

「へえ、どうして仲良くなったの?」

「えっとね──」


あれは小学3年生の時だった。


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ある秋の日。

私はクラスのみんなでかくれんぼをしていた。