「和田くんよかったらこれあげる」 傘の柄からめじるしチャームを引き抜いて和田くんの手のひらに乗せた。 「え、いいの!?」 「うん」 盗んだものだから。 とは言えなかった。 和田くんはとても嬉しそうにしていたけれど、その手の平にあるティラノサウルスは僕を睨みつけているように見えたのだった