「ふぅん。よくわかった。あんたの恩人を傷つけないって私も約束するよ」 すべてを話し終えたあと、アカリさんがそう言ってくれた。 「本当に!?」 「もちろん。だから安心して」 その言葉が嬉しくて、私は笑顔で頷いたのだった。 でも……。 問題はすぐ翌日に起こった。 まだ学校へ行く前、自宅でランドセルの中身を確認していたときだった。 「あれ?」 なにかがいつもと違うと感じて、蓋をしめる前にもう一度ランドセルの中を覗き込んだ。