☆☆☆ 澪ちゃんになにがあったのかわからないまま、放課後になっていた。 結局借りていた本も返しそびれたままだ。 学校を出たら何か話してくれるかもしれないと思ったけれど、澪ちゃんは私に『バイバイ』も言わずに帰ってしまった。 「澪ちゃん、絶対になにかあったんだよ」 他の友達がそんな風に心配して声をかけてきてくれる。 「うん。私もそう思う。きっとアカリさんたちがなにかしたんだと思う」