すぐに駆け寄って質問すると、澪ちゃんが笑顔を浮かべた。 その笑顔も引きつっているように見える。 無理やり笑っているんだと、すぐにわかった。 「別に、なにもないよ」 そう答えて私から視線を外す。 「でも体調悪そうだよ? 保健室、一緒に行く?」 澪ちゃんの肩に手を伸ばしたとき、「なにもないって言ってるじゃん!」と、突然手を払いのけられてしまった。