☆☆☆ 幻の赤いめじるしチャームは川に捨てた。 太陽の光を反射しながら赤く輝くチャームがしばらく水面でユラユラ揺れていたけれど、やがて急に重たくなったみたいにトプンッと水音を立てて沈んで行った。 それから一週間後、マヒロちゃんは無事に退院した。 「心春ちゃん、もうめじるしチャームを集めないの?」 マヒロちゃんが登校し始めて三日目、めじるしチャームを入れたポーチを持ってきていない私に気が付いたみたいだ。