放課後の清掃時間、校庭のすみっこで。
「あーあ、なんてくじ運がわるいんだろう……」
ため息をつきながら、竹ぼうきで地面をはいていると。
クラスでいちばんの仲よし、親友の美野里ちゃんがちりとりを手に寄ってきた。
「いっぱい集めたねー」
って、目を丸くする。
「へ?」
言われて足もとを見てみると、いつのまにか大きな枯れ葉の山が築かれていた。
わ、いつのまに!
「あ、えっと、ちょっと考えごとをしてたから……」
わたしは苦笑いを浮かべた。それから、美野里ちゃんが持ってきてくれたちりとりに、落ち葉をはきいれる。
美野里ちゃんは、ちりとりの取っ手を持ったまま、わたしを見あげた。
「考えごと? どんな?」

