とっぷ



マッチングアプリにて


互いの予定を確認し


週末会うことになった2人。


そらは とてもとても嬉しくて

会えるだけでもいいから

今だけでもいいから この人のことを
もっと知りたい!!!!!!


そう思っていた。



そして当日…。



少し遠距離なのだが


ひろくんは朝から逢いに来てくれた。


料理をすることが得意だと

メッセージのやりとりをしている中で

知り、無理を言ってしまい

お弁当を作ってきてもらってしまった …。



彼のしている仕事は

あまりにも忙しく

寝ることすらも 決して十分とは言えない程しか

眠れていない。

そんな中、早朝から支度をし、わざわざ


そらが住んでいる街まで車で来てくれたのだ。

この時に

「初対面なのになんでここまでしてくれるんだろう…」

「チャットでもよく話してはいたが、ここまで尽くしてくれる程、自分は何もしていないのに…どうして??」と



疑問をどこか抱いていた。


でもその時


そらは


「私に尽くしてくれた分以上に

お返しがしたい。」

「私にもなにかできることないのか??」



そう考えていたが

何も思いつかず…。

結局、その日1日だけでも彼を楽しませてあげることしかできないのかな…。と

自分の無力さを実感していた。



だがその日

結果的には

彼に楽しい思いをさせられないまま

一日が終わってしまったのではないかと

感じていたのだ。

なぜなら

笑顔にさせられていなかったからだ。







それでも……


私は彼にまた会いたいと思った。

「ひろくんはどう思ってくれてるかはわからないけど
本音を聞くのは怖いからそれは聞かずに時間が経つにつれてどうなるか待ってみよう」と…。


要するに
私は彼に何か言われるんじゃないか
なにも話していない段階だったが
嫌われたんじゃないかと

怖くなり、彼から逃げたんだと思う。




ほんとに


卑怯だよね 。