腐った檻の中で一人だけ綺麗だった。

「か〜なで! パフェ食べに行かない?」


「ごめんね。 今日は用事があって……」


奏もそれだけ言うと教室から去っていった。


一人だけでパフェ行ってもつまんないし、公園にでも行こ。



学校から出て十分ほどすると小さな公園に着く。


ここは思い出の場所。


奏でと遊んだり、彰から告白された大事な公園。


(公園の方から声がする……?)


少し覗いてみると、そこには彰と奏がいる。


(何で二人が一緒に?)


「奏、大好きだよ」

「ホントに……? 私も……!」


私は自分の耳に入った言葉の意味がよく分からなかった。


奏は彰が好きで、彰は奏が好き……?


じゃあ、私は……?