都立特別支援学校で起きたハラスメントの記録(リライト版)

10月4日(火)この日より、眠気覚ましのカフェイン剤の服用を始める。
10月6日(水) 1日生理休暇

10月7日(木)
午後、ハルオくんが大パニックを起こし、学校中に響き渡る泣き声をあげ続けていたので?副校長が訪問学級の様子を見に来る。
ちょうど私の授業(自立活動/カラオケ)の最中で、間の悪いことに、機械の調子が悪くてカラオケのDVDをなかなか読み込んでくれず(朝はうまくいったのに)、仕方なく童謡のCDを再生し、手遊び(手でたんぽぽの花を作る など)に切り替えた、その場面に副校長が現れた。後半、太田主幹や小学部の人のおかげでDVDを再生してカラオケを行うことができた。

10月8日(金)
ここ2~3週間、大村tに指導されてはパニックや問題行動を繰り返す(というように見受けられる)ハルオくんのことを心配して、太田主幹が訪問授業に参加した。太田主幹は、生徒下校後に大村tとさしでハルオくんの話をした。そのあと、別室で訪問学級教員全員を交えて、太田主幹は今回のハルオくんのことをきっかけにして、すべての生徒について一度話し合いをもとう、ハルオくんのパニックや様子についても共通認識をもとう、と提案したが、大村tは激しく反発。ふだんから太田主幹をよく思っていない大村tは、ハルオくんのパニックがすべて自分のせいだと言われていると思い込み、感情に走り泣き出してしまう一幕があった。私のことを管理職にあれこれ告げ口してきた張本人のひとりが大村t。自分のことはすべて棚に上げる性格の人物だということがこれではっきりした。
大村tは、太田主幹が「言いやすい人を選んでいる(つまり、大村tは若いので「上から目線」でものを言いやすい?)」「部会とかでは、自分は一番年下に近いから、なにも言えない(と言いながら、年上の私にはモラハラ発言を浴びせ(それこそ、「人を選んで」いるのは大村tの方!)、管理職にはことあるごとに告げ口をする。部会で自分の意見を堂々と言えない「代償」に、このような行為に走るおのれの卑怯さに対してまるで認識がない)」と一方的に言い募った。太田主幹は「自分の言い方が悪くてすまない」等最大限気遣いをしながら話を進めようとするが、大村tは「何を言っても通じない」と応じる様子はなかった。
大村tとしては、部会で話し合い、それをもとに仕事を進めるというやり方に対して「やりにくい」と思っているという事実がはっきりした。言い換えれば、「仲良しグループ」で気の合う同士で意気投合したところでどんどん仕事を進めるやり方をしたい、と希望していることを再確認した。
太田主幹の話し合いの提案について、「できれば早いうちに」という太田主幹に対して、「仲良しグループ」は口々に「会議がある」「仕事がたまっている」と言い、話し合いの時間がもてないことを強調して大村tの「味方」をした。黙っていたのは私と野田tだけだった。
 帰りのタクシーの中で、大村tの「盟友」小西tは、太田主幹との雑談の仲で、大村tについて「被害妄想がある」「一度恨まれるとずっと根に持つタイプ」と冷ややかに語っていた。小西tも管理職に、私のことに関して告げ口を行った人間だが、大村tについてここまで言うか、とあいた口がふさがらなかった。太田主幹は小西tに「大村tはあなたを信頼しているようだから……」と言っていたが、私はあまりのばかばかしさに笑いをこらえるのが大変だった。

10月20日(水)
・職員会議の席上、柳沢副校長が口頭で以下のことを述べた(概略)。
 「勤務時間中の寝ている人がいる。教員という前に、職業人としてどうかと考える。寝てしまうのならば年休をとって休んでほしい。F園の子どもたちは「わかる」子たちで、教員をよく見ている。子どもたちが言ってくることについては、中には真実ではないことも混じっていると思うが、いろいろなことが耳に入ってくる。昨日の学校運営協議会の全校研修会*でも、講師から「お疲れの先生もいらっしゃるようですが」という言葉が出た。こういうことはないようにしていただきたい」
・そのあと、管理職と中学部との懇談会があった。その中で50代後半の野田tが「体力・気力が衰えていることを感じるときがある。常に100パーセントというわけにはなかなかいかない」という意味の発言をした。あきらかに、職員会議の副校長発言を受けてのものだというように私には受け取れた。

*生徒指導後、休憩時間なしで研修会に参加するという厳しい条件であり、「居眠り」していた人もいたが、私は致し方ない部分が大きいと感じた。

10月26日(火)
 学校の時間帯にトイレで排尿をしないというこだわりのあるマユミさん。寮からは7時以降排尿がないという引継ぎを受けた。同じような状況で先週、トイレに誘っても拒否し、そのあと30分ほどあとに尿意に耐え切れずトイレに向かったが間に合わなかったということがあった。登校後、1時間目が終わったらトイレに行くことを話す。1時間目が終わってトイレに誘ったが「行かない」と言い張り、「トイレに行きなさい」と言うと怒って泣き出し、床にひっくり返った。そのうちに「パット」と言い出し、パットを見せれば切り替えられるかなと思ったが、そうこうしているうちに2時間目が始まり、とりあえずマユミさんを授業に参加させた。授業の切れ目(教室移動)でパットを見せるとスムーズにトイレに入った。そのあとに小西tとキヌエさんがトイレに来て、キヌエさんがマユミさんの隣の個室に入った。排尿こだわりのないキヌエさんは、トイレに座るとすぐに排尿し、先にトイレを出た。キヌエさんを迎えに来た小西tは「春グループが一番先だからね(後半の取り組み:劇練習/マユミさんは春グループ、キヌエさんは冬グループ)」と捨て台詞を吐いてキヌエさんを連れて行った。マユミさんは時間はかかったが、トイレで排尿することができた。
トイレで「もたもた」していたマユミさんは春グループの出番には間に合わなかったが、全員参加の部分は練習に参加できた。
こだわりと闘っているマユミさんに(というか、へぼ教員の私に聞かせたかったのでしょうがww)こういう捨て台詞を聞かせる小西tの人間性は、実に語るに落ちるといわざるを得ない。

10月27日(水)*年休朝1h  下らない話1つ。
 勤務時間終了後、大村tが中学部の教員に菓子を配る。もちろん、私だけ抜かして。
 29日にも同様のことあり。

10月29日(金)
 大村tが今年転校した生徒・カツコさんの文化祭を見に行くので、お土産に寄せ書きを持っていきたいといって、カツコさんと接点のあった教員にメッセージを書くようお願いして回った。私も、3年間訪問小学部にいて、その間本校の授業の応援に入った際にカツコさんと接していた。しかし、私のところには寄せ書きは来なかった。私的な時間を使って行くわけだから、嫌な人間には無理して寄せ書きを頼む必要はないと私も思うが。

10月30日(土)退職教員の水戸tに電話
 大村tについて:大村tが初任のとき、指導教諭として接した。いわゆる「波の激しい」タイプ。文化祭のチーフなど派手というか、目立つというか、そういうことは大好き。調子がいいときに仕事をどんどん引き受け、波が低調になるとうまくいかなくなる、という傾向が強かった。一緒に組んでいたベテランの林tが上手に接して、学級運営にほころびが来ないように心遣いをしていた。「仲良しグループ」のことについては、当時一緒だった二人の教員と意気投合して、3人で「つっぱしって」しまわれると、もう誰にも止められないという感じだった。密告の件については、「そんなふうになってしまったの?」と残念がっていた。
 *私のほうからは、学校評価で個人攻撃的なことを書く(宿泊行事で寝ている人がいる等)、自分も薬が切れると生徒がいてもへばってしまうくせに、自分だけ特別だと勘違いしているように思えること、太田主幹とうまくいっていなくて、何かあるとすぐに管理職に言いつけるので困っていることを話した。

10月の感想
 居眠り防止のため、カフェイン剤を使い始めた。そのせいか、退勤後強い倦怠感を感じることが増えた。また、体重が少し減った(副産物として、とりあえずは喜びたい)。気がつくとため息をついていることが多くなった。一週間が長いと感じる。
 マユミさんのことについては、小学部時代から知っている生徒なので、もたもたしたりこだわったり失禁したりという「問題行動」も十分理解できる。そのため、これらの行動により「ケース担が……」というまなざしで他の教員から見られても、とりあえずは平静でいられる。しかし、もしもマユミさんに対する確信がなかったとしたら、心ならずもマユミさんを邪険に扱ってしまうようなことが出てくるかもしれない?と思うこともあった。