5月17日(月)中学部訪問学級部会で、20日作業学習(外出)の指導案を提案、部全体で検討する。
18日(火)昨日の検討結果を受けて修正した指導案を、中学部の教員4名および太田主幹教諭に提出。
20日(木)授業実施。
生徒下校後、副校長に呼ばれ、以下の点について質される。
①指導案と外出届が未提出だったこと(外出の指導案は主幹だけではなく、副校長にも提出しなければいけない)。
②Aスーパー利用客?から私の生徒への対応について苦情がきた。
①については、昨年9月に訪問学級で遊出(近隣の公共施設へ歩行に出る際、児童の一人がいきなり走り出していなくなり、捜索した結果無事に保護された)の事件があり、安全について最も意識が高くなければならない立場にあるにも関わらず、書類提出を忘れたとうことを責められる(他の人は、新しく来た人も含めてみんな提出しているのに、という言い方で)。
副校長は「今後、二度と提出を忘れないということを約束してほしい」と言ったが、こちらを殊更に悪者扱いする言い方に強い違和感を感じたので、無視した。副校長は「余裕がないのか」と聞いてきたので「ない」と答えた。
②について
1.経過:生徒と一緒にAスーパーに行ったとき、お客がいたかを副校長に尋ねられたので「少なかったがいた」と答える。苦情の内容は「めがねをかけた女性教員が生徒を乱暴に扱っていた」といったもので、当日の生徒(マユミさん)に対する対応を聞かれた。
Aスーパーには作業学習でリサイクル処理したペットボトルを集積拠点に出した後、200円の予算で買い物をする計画で、17日の検討を受けて生徒には出発前に「買うのは1個だけ」という話をした。マユミさんは昨年度から引き続き中学部訪問学級の担当をしていた青田先生から、買い物の際に「大人買い」したがる傾向があると聞いていた。マユミさんはお目当てのキャラクターの菓子を店に出ている分(3個)全部を「買う」と主張したので、私は「1個だけ」と言った。マユミさんは菓子3個をわしづかみにして、大声を上げて「買う」と主張した。私は「買うのは1個だけ」と繰り返し言いながら、マユミさんの手から菓子2個を無理やり取るかたちで商品棚に戻した。マユミさんは床に寝転がってしばらく泣き叫んでいたが、自分で気持ちを切り替え、1個買うことに同意した。レジでの精算の際、自分で財布を開け、お金をレジ係の人に渡せるかどうか2~3メートル離れたところで見守っていたが、戸惑っている様子だったので近寄っていっしょに財布を開け、精算を済ませた。その直後、マユミさんは「テープ」と言ってレジの方に身を乗り出し、手を伸ばそうとしたので、私はあわててマユミさんの体を押してレジから離した。(マユミさんはテープやシールなど「貼って」あるものをはがしたがるこだわりがあり、レジ内部に貼られていたテープ類を見つけ、手を伸ばそうとしたと思われたので)
マユミさんの体格は身長・体重いずれも私よりはるかに大きい。その彼女の手から菓子を取り(取らないでいたら握りつぶされていた可能性が大きい)、レジから引き離す行為が、何も知らない他者から「乱暴」に見られたことは、不思議ではないと受け取っている。こちらのマユミさんに対する言葉がけもきつくなっていたのは認めるが、ぐちぐちといつまでもマユミさんの行為を責めたり、マユミさんの人格を貶めるような言い方はしていないという確信はもっている。
2.副校長とのやりとり:私は「マユミさんの実態も、全体の状況もわからない他人が、一部分を見ただけでこのような苦情を持ち込むのは納得しがたい」「日本の分離別学体制が、「障害者」を知らない大人を生んでいる。「障害者」とまともに出会ったこともないであろう人が、ほんの一部分を見ただけで苦情を言うのは、納得できない」と言う。副校長は「自分は前任校で何回も地域のスーパーで買い物をしてきたが、一度も苦情を言われたことがなかった」「苦情の出ないような生徒指導をすべきだ」と言う。そして「学部で生徒への対応についてきちんと話し合うべきでは」といった内容のことを言われたので「それはできない(つまり、苦情があったから話し合う、という流れは納得しがたい)、苦情があるたびに管理職から今のような対応をとられていては、マユミさんがまるでトランプの「ババ」みたいではないか」と答える。副校長は「それならばマユミさんと買い物する教員をローテーションすればよいのでは」と言われたが、あまりにナンセンスな「提案」に私は驚き「なかなか理屈どおりにはいきませんよね」という意味合いのことを答えた。副校長はさらに「生徒と「バトル」せざるをえない状況になったとしても、外部から苦情の出ないやり方をすべきだ、学部でそのことを話し合ってほしい」と言うので、私は生徒指導上、そのような問題の立て方はおかしいと反論する。
○現時点での私の思い
苦情について:匿名(名乗らない)という形ならば、無視してよい。
名乗った上での話なら、話し合いに応じる用意はある。
書類の件について:指導案に、外出届等の提出を必ず行うことを明記した上で部会提案し、部全体として共通認識をはかる。
主幹が外出する授業の計画の報告を授業担当者(私)から受けていながら、副校長に伝わっていなかったことの問題が大きい。外出の授業がリスクを伴うものであり、ゆえに管理職の把握が不可欠であるという認識が、主幹を含む管理職サイドに充分なかったという事実があらわれている。下っ端を責める前に、自分たちの意思・情報疎通の不全を問うべきである。
主幹にしても、中学部(本校・訪問)全体を見るだけではなく、生活指導全般を見ていかなければならない難しい立場で、余裕がなかったことも原因のひとつと思われる。私たちヒラ教員にしても、今年度(2010年度)新たにタイムスPCが入り、その複雑な操作や使い勝手の悪さに神経をすり減らす状態が続いていること、膨大で煩雑な書類作成・処理の合間に授業の準備・生徒指導を行わなければならない状況が常態化している等々、仕事をする上で余裕というものを失っている。管理職の仕事として、業務の簡素化・軽減を行い、仕事をする上で余裕をもてるようにすることが不可欠なのに、それをなおざりにしたまま、書類の未提出のみを取りざたすることは、問題である。管理職は、過重労働を放置している己の怠慢をまず問うべきであり、下のものが働きやすい環境づくりを行うべきであるといわざるを得ない。
5月21日(金)副校長、N学園に出向き、中学部訪問学級の授業参観(朝の会、作業)。作業は私の担当。
5月25日(火)自己申告。副校長と私のみ。21日の授業参観の話題が出る。
授業の欠点(障害の比較的重い生徒の課題が合っていない(色塗り→集中できず、感覚遊び的になってしまう)、あらかじめ準備しておいた作業の量が不足し、何をやればいいのかわからなくなって集中を欠く生徒が出たこと、できあがったものを私が片づけてしまう(教室が狭く机のスペースが限られているので、作業がしやすいように片付けた)ため、生徒が出来高を把握できなくなる)を指摘される。
18日(火)昨日の検討結果を受けて修正した指導案を、中学部の教員4名および太田主幹教諭に提出。
20日(木)授業実施。
生徒下校後、副校長に呼ばれ、以下の点について質される。
①指導案と外出届が未提出だったこと(外出の指導案は主幹だけではなく、副校長にも提出しなければいけない)。
②Aスーパー利用客?から私の生徒への対応について苦情がきた。
①については、昨年9月に訪問学級で遊出(近隣の公共施設へ歩行に出る際、児童の一人がいきなり走り出していなくなり、捜索した結果無事に保護された)の事件があり、安全について最も意識が高くなければならない立場にあるにも関わらず、書類提出を忘れたとうことを責められる(他の人は、新しく来た人も含めてみんな提出しているのに、という言い方で)。
副校長は「今後、二度と提出を忘れないということを約束してほしい」と言ったが、こちらを殊更に悪者扱いする言い方に強い違和感を感じたので、無視した。副校長は「余裕がないのか」と聞いてきたので「ない」と答えた。
②について
1.経過:生徒と一緒にAスーパーに行ったとき、お客がいたかを副校長に尋ねられたので「少なかったがいた」と答える。苦情の内容は「めがねをかけた女性教員が生徒を乱暴に扱っていた」といったもので、当日の生徒(マユミさん)に対する対応を聞かれた。
Aスーパーには作業学習でリサイクル処理したペットボトルを集積拠点に出した後、200円の予算で買い物をする計画で、17日の検討を受けて生徒には出発前に「買うのは1個だけ」という話をした。マユミさんは昨年度から引き続き中学部訪問学級の担当をしていた青田先生から、買い物の際に「大人買い」したがる傾向があると聞いていた。マユミさんはお目当てのキャラクターの菓子を店に出ている分(3個)全部を「買う」と主張したので、私は「1個だけ」と言った。マユミさんは菓子3個をわしづかみにして、大声を上げて「買う」と主張した。私は「買うのは1個だけ」と繰り返し言いながら、マユミさんの手から菓子2個を無理やり取るかたちで商品棚に戻した。マユミさんは床に寝転がってしばらく泣き叫んでいたが、自分で気持ちを切り替え、1個買うことに同意した。レジでの精算の際、自分で財布を開け、お金をレジ係の人に渡せるかどうか2~3メートル離れたところで見守っていたが、戸惑っている様子だったので近寄っていっしょに財布を開け、精算を済ませた。その直後、マユミさんは「テープ」と言ってレジの方に身を乗り出し、手を伸ばそうとしたので、私はあわててマユミさんの体を押してレジから離した。(マユミさんはテープやシールなど「貼って」あるものをはがしたがるこだわりがあり、レジ内部に貼られていたテープ類を見つけ、手を伸ばそうとしたと思われたので)
マユミさんの体格は身長・体重いずれも私よりはるかに大きい。その彼女の手から菓子を取り(取らないでいたら握りつぶされていた可能性が大きい)、レジから引き離す行為が、何も知らない他者から「乱暴」に見られたことは、不思議ではないと受け取っている。こちらのマユミさんに対する言葉がけもきつくなっていたのは認めるが、ぐちぐちといつまでもマユミさんの行為を責めたり、マユミさんの人格を貶めるような言い方はしていないという確信はもっている。
2.副校長とのやりとり:私は「マユミさんの実態も、全体の状況もわからない他人が、一部分を見ただけでこのような苦情を持ち込むのは納得しがたい」「日本の分離別学体制が、「障害者」を知らない大人を生んでいる。「障害者」とまともに出会ったこともないであろう人が、ほんの一部分を見ただけで苦情を言うのは、納得できない」と言う。副校長は「自分は前任校で何回も地域のスーパーで買い物をしてきたが、一度も苦情を言われたことがなかった」「苦情の出ないような生徒指導をすべきだ」と言う。そして「学部で生徒への対応についてきちんと話し合うべきでは」といった内容のことを言われたので「それはできない(つまり、苦情があったから話し合う、という流れは納得しがたい)、苦情があるたびに管理職から今のような対応をとられていては、マユミさんがまるでトランプの「ババ」みたいではないか」と答える。副校長は「それならばマユミさんと買い物する教員をローテーションすればよいのでは」と言われたが、あまりにナンセンスな「提案」に私は驚き「なかなか理屈どおりにはいきませんよね」という意味合いのことを答えた。副校長はさらに「生徒と「バトル」せざるをえない状況になったとしても、外部から苦情の出ないやり方をすべきだ、学部でそのことを話し合ってほしい」と言うので、私は生徒指導上、そのような問題の立て方はおかしいと反論する。
○現時点での私の思い
苦情について:匿名(名乗らない)という形ならば、無視してよい。
名乗った上での話なら、話し合いに応じる用意はある。
書類の件について:指導案に、外出届等の提出を必ず行うことを明記した上で部会提案し、部全体として共通認識をはかる。
主幹が外出する授業の計画の報告を授業担当者(私)から受けていながら、副校長に伝わっていなかったことの問題が大きい。外出の授業がリスクを伴うものであり、ゆえに管理職の把握が不可欠であるという認識が、主幹を含む管理職サイドに充分なかったという事実があらわれている。下っ端を責める前に、自分たちの意思・情報疎通の不全を問うべきである。
主幹にしても、中学部(本校・訪問)全体を見るだけではなく、生活指導全般を見ていかなければならない難しい立場で、余裕がなかったことも原因のひとつと思われる。私たちヒラ教員にしても、今年度(2010年度)新たにタイムスPCが入り、その複雑な操作や使い勝手の悪さに神経をすり減らす状態が続いていること、膨大で煩雑な書類作成・処理の合間に授業の準備・生徒指導を行わなければならない状況が常態化している等々、仕事をする上で余裕というものを失っている。管理職の仕事として、業務の簡素化・軽減を行い、仕事をする上で余裕をもてるようにすることが不可欠なのに、それをなおざりにしたまま、書類の未提出のみを取りざたすることは、問題である。管理職は、過重労働を放置している己の怠慢をまず問うべきであり、下のものが働きやすい環境づくりを行うべきであるといわざるを得ない。
5月21日(金)副校長、N学園に出向き、中学部訪問学級の授業参観(朝の会、作業)。作業は私の担当。
5月25日(火)自己申告。副校長と私のみ。21日の授業参観の話題が出る。
授業の欠点(障害の比較的重い生徒の課題が合っていない(色塗り→集中できず、感覚遊び的になってしまう)、あらかじめ準備しておいた作業の量が不足し、何をやればいいのかわからなくなって集中を欠く生徒が出たこと、できあがったものを私が片づけてしまう(教室が狭く机のスペースが限られているので、作業がしやすいように片付けた)ため、生徒が出来高を把握できなくなる)を指摘される。
