都立特別支援学校で起きたハラスメントの記録(リライト版)

2月末から今日【2日】まで、大きなハラスメントは受けていない。小西tがこれみよがしに忙しそうに独り言を言ったり(こちらに聞かせたいようすで)、研究部のことについて大村tと聞こえよがしに話をしたりする程度。

2日【水】 職員会議。来年度人事で、小西tが「主任教諭」になることが発表された。

3日【木】 花粉症?の影響で、身体全体がだるく、咳が出るので、年休を朝2時間とった。
 見回り当番に当たり、ちょうど、体育館など外を見る「第二エリア」になっていたので、日が暮れる前にと思い、休憩時間後、見回りを行った。見回りを終えて、洗濯室で生徒の洗濯物を片付けていたら、小西t、大村t、青田tが来た。小西tいわく「部会だったんですよ」(私は失念していた)「部会に出ないで、見回り当番やるなんて、信じられない(見回り当番は一応、職員会議・企画調整会議以外の会議については、最優先でやっていいという申し合わせだったのだが)」「出たくないんだったら、年休とればいいのに」と暴言を吐く。無視。

4日【金】朝の打ち合わせで、学部で職員作業の時間を確認するときに、小西tが私のほうを向いて「4時25分ですから」と念を押すように言う。
 授業(作業学習)では、キヌエさんにはニス塗りをさせていたのだが、授業中に「手が汚れる」と聞こえよがしに言った(無視)。キヌエさんが塗り終わると、小西tはすぐに手を洗いに行かせた。授業の終わったあとにキヌエさんの手を見ると、両手が真っ赤になっていた。キヌエさんは障害があるため、一人では上手に手を洗うことが困難だ。小西tがキヌエさんの手についたニスを完全に落とそうとやっきになってこすったのだろうと思われた。キヌエさんは痛かっただろうな、と私は想像した。
 訪問学級部会の議題は、4月に私が心身のバランスを大きく崩す最大の原因となった「学部研究」で、その場にいるだけが精一杯の状態だった(別記)。会議の中で、小西tは私へのハラスメント発言を繰り返したが、意外にも大村tすら尻馬に乗ろうとせず、小西tひとりが空回りしているようすだった(苦笑)。→後述
太田主幹に、昨日部会のことを忘れていて小西tに嫌味を言われたことを話す。太田主幹いわく「部会に出るのを忘れている人がいたら、同じ学部の人が探しにいけばいいだけの話、忘れることは誰でもあるのだから、そんなこと言わなくてもいいのに。小西tがあなたをいじめていることは知っている」

4日【金】 訪問学級部会 小西tによるモラハラ発言(録音書き起こし)
部会の始まる前に、職員室の向かい側にあるトイレに行った。
用を済ませてトイレから出ると、ちょうど職員室の扉を開けて出ようとしていた小西tと鉢合わせした。
小西tは、トイレから出てきた私の姿を確認すると、今開けたばかりの扉に逆戻りして、職員室に入った。
トイレにまで私を「探しに」行こうとしていたようすで、その執念深さといい、恥知らずぶりといい、あきれて物が言えなかった。

小西t 全校研のテーマって、何になったんでしたっけ? 自己肯定感と自主性を育む、ね、これですよね。これでいいんじゃない?(笑う)だめですか?
土井垣t ここを変えれば……。
小西t もうめんどくさいから、このまんまでもよくない? で、ここで、仮説をたてるって言ってるわけでしょ、3年間の計画を。そこで、自主性を育むために、心の安定を図る、っていうふうにすればね。
大村t サブタイトルとして「心の安定をはかる」みたいな。
小西t 心の安定を図る、とか、気持ちの安定とか、安心して学校生活を送る、とかじゃだめですか?
吉田t どなたが司会をされますか? 時間がもったいないからさ。(私の名が挙げられる)
小西t 先生しゃべんないんですかぁ? やりたくないんだったら、休暇とっていただきたいんですけど。職務放棄ですね。
野田t 私が司会しますので。この場で決めておきたいことは……テーマと講師。
小西t (含み笑いしながら)だからやっぱり、研究部の人【私のこと】が司会やったほうがいいと思います。
土井垣t 講師は、できれば、っていう話だったんで、まだ考え中であれば、あとでもいいと思いますが。
野田t 春休み中とか、それ以降でも……。
吉田t 春休み中はまずいと思います。今年度中に決めなければ……。予算がかかってくるんで。
野田t テーマに必ず入れてほしい文言があると、自己肯定感と、自主性と……自主性はどちらでもいいって、あとで聞いたような気がしたんですが。
小西t どうなんですか先生? 教えてください。
私(小西tのハラスメントが怖くて、口が利けない)
小西t 質問ぐらい答えてくださーい。わからないならわからないとか言ってくださーい。えー、これじゃ会議になりませぇん。研究部として言ってくれないと、ねえ、ここ大事だよね。
(一同、答えない)
小西t 管理職に言ってきますか(と言って立ち上がり、職員室に向かおうとする。誰も一緒についてくるようすがなかったので? 二、三歩行きかけて戻る。)
野田t 自己肯定感と自主性を……
土井垣t 自己肯定感と自主性を、このキーワードを
野田t 必ず入れる。はい、じゃあ、それで、自己肯定感と自主性を育む○○の授業……
土井垣t なんだけど……自己肯定感と自主性を育む授業づくり、ではどうですか?
野田t ということなんですが、どうですか? これでいいですか? あとはサブテーマで特色を出していく方向でいいですね。
小西t でも、やっぱりこれだけだと自己肯定感、ということでやんなくなんなくなっちゃうから、それでいいんですか?
野田t でも、その文言は入れてくれ、ていう話だったから……。
小西t それはしょうがないと思うんですけど、このあとにサブテーマを入れとかないと、ほんとうに自己肯定感を伸ばさなきゃいけなくなっちゃいますよ、子どもたちに。でも、そんなことって絶対不可能じゃないですか。そんな自己肯定感の出るような子たちじゃないのに。
野田t では、訪問としてのサブテーマを決める……
小西t 気持ちの安定のこととか、安心感のことを、入れたほうがいいんじゃないのかな、って思うんですよ。
野田t ご意見がありましたが、いかがですか?
大村t その方が内容を絞れますよね。
小西t 自己肯定なんて、無理です。
吉田t でも小学部、今年やったけど、安定感とか、安心感とか、そういう言葉を入れといた方がいいのかなーって、サブとして。
小西t この前言ったのは、安心して学校生活を送るための、取り組み、とかいった文章ですね。
野田t 小西tのほうから、サブテーマとして、安心感とか、気持ちの安定のある学校生活を送るための取り組み、とか……安心感のある……安心して学校生活を送る、というご意見が出ていますが。
ほかの方、文言があれば……青田tいかがですか?
青田t (驚いたようすで)私ですかあ? うーん……。
野田t 吉田tはどうですか?
吉田t いいんじゃないですか。小中でやるんだったら、継続、みたいな、小学部でやったことが中学部で活かせる、中学部が高等部で、安心して学校生活が送れる、なんだけど、なんか切れないほうがいいなってのいうのが、……
野田t 3年間、取り組んでいく、ということで……。
小西t うんうんうん……、3年目にはそれができる、っていうのがいいのかな。
野田t 小としてはこう、中としてはこう……
土井垣t 小学部段階で積み上げてきたことが、中学部ではこう……
小西t 自然の流れですよね。
野田t サブテーマ……。
小西t そういう話ができるといいですよね。中身ですよね、方法論ですよね、どっちかというと。
野田t じゃあ、これでよろしいですか?安心して学校生活を送るための取り組み、で。
じゃ、講師、だれか心当たりの人は……(チャイムの音)M校の先生は……
小西t それは管理職に……管理職に聞いてもわからないとおもうんですが。実践としてどの程度のものなのか、っていうこともね……。 
野田t これで終わります。
小西t じゃ、これは先生【注:私】から小野寺先生のほうに伝えてもらえますか? 自分がさー、やんなきゃいけないのに(不明)すみませーん。

10日【木】 買い物学習。PTAから生徒・教員に若干の予算が出ていて、それでお楽しみ会や買い物学習ができることになっているのだが、いくら出て、何にいくら使うのか、すべて「仲良しグループ」の中で決めてしまい、私には全く話がない。今日の買い物学習についても、教員も菓子を1個ずつ買うという話は当日朝になってばたばたと全体報告され、予算も150円だか200円だかはっきりしなかった。教員の菓子は小西tがまとめて精算することになっていたので、私が予算はいくらかと確認したら「それは生徒と同じに決まってるでしょ」と小ばかにしたような答えが返ってきた。無視して150円以内の菓子をすばやく見繕った。
昨日の校内人事で、私は小西tと学部・分掌ともに離れることになり、ほっとしているのだが、小西tの尻馬に乗って嫌らしい言い方をしてくる吉田tが同じ学部なので、ちょっと気が重い部分がある。

11日(金) 震災。
地震の起きた14時46分、訪問学級教員はN学園での授業を終え、タクシーで本校に帰着し職員室で事務処理や次の日の授業準備などを行っていた。校内ではF学園の生徒たちがそれぞれの教室で授業を受けていた。大きな揺れにただごとではないと感じ、私は職員室の近くの音楽室に向かいそこで授業を受けていた生徒に付き添った。家庭科室から出てきた生徒の人数に比べ教員の人数が少ないことに気づき、私は教員体制の厚い音楽室を出てそちらに向かった。
管理職・主幹教諭の誘導で全員が校庭に避難、当面の安全確認が終了した後、F園生徒の持ち物を運び出すために数人の教員が校舎に戻った。
F園との連絡がつくまで、全員校庭で待っていた時に大きな余震があり、二、三人の生徒が泣き出した。かれらをなだめているうちにF園の職員が来校、生徒たちを引率して帰園。F園が学校から徒歩圏内にあることで、受け渡しはスムーズに行われた。
その後、教員は手分けして校舎内の点検に向かい、大きな異常のないことを確認。
この日は幸い、震災がらみでのハラスメントはなかった。
公共交通機関がストップして、備蓄の毛布や食糧を運び出し、管理職とともに学校で夜を明かすことが現実味を帯びてきた。その時、昨年度訪問学級で一緒だった若い方が、××線沿線に住む数人に自家用車で最寄り駅まで送ると声をかけ、私にも同乗を誘ってくれた。ありがたく乗車。おかげで12日未明に帰宅することができた。
この方の御恩は一生忘れません。

15日(火) 震災の影響で内房線の運休が続き、出勤できない。太田主幹にメールをすると、バスを乗り継いで行く方法がメールで返信されてきた。その方法で行ったが、渋滞が一部にあり、学校到着が12時前で、訪問授業は出られなかった。

18日(金) 訪問授業に出るため、タクシーに乗り込んだところ、吉田tがいきなり「あなたが今日のお金当番ですよ」と怖い言い方で言ってきた。金曜日は違うはずだと反論しようと思ったが、出発の時間が迫っているので、不毛な言い争いは避け、急いでタクシー代を事務室に取りに行った。あとで気がついたのだが、15日、震災のため私がお金当番ができなかった部分を、吉田tがかわりに行ったらしい。それであの発言だったようなのだが、それならそうとあらかじめ一言声をかけてくれればいいのに、タクシーが出る間際にそのようなことを出し抜けに言うのは、ためにする嫌がらせと思われても仕方がない。

最後の作業学習。100円均一で購入した両面テープつきマグネットを木片に貼る仕事(ハルオさん)で、くっつきがよくなかったようで、ハルオさんについていた大村tが小西tに「つかない」とぼやくと、小西tは「これはつかないわよね」と聞こえよがしに嫌味を言ってくるので無視。

20日(日) 震災の影響で仕事が遅れたので、休日出勤。吉田tや教務主任がいた。18日の作業学習の仕上げ(ニス塗り)をしていると、吉田tが「ニスがにおうんですけど」と出し抜けに言ってきた。言い方が高圧的で、ためにする言いがかりだと直感した。「はあ?」と聞き返すと、「ニスがにおうから、場所を変えてくれませんか」と当然のように要求してくるので、「窓を開けたらいかがですか」と答える。吉田tは「暖房がつかないから、寒くなりますけど」と言いながら窓を開けた。「土井垣tもニスのにおいが気持ち悪いと言っていた」「職員室でニスを塗るなんて……」「気持ち悪いものは気持ち悪いのだから」と次々に言い立てるので、とりあえず場所を変えてあげた。そのことに対して「ありがとう」等の言葉は一切なかった。
ニスは100円均一ショップで売っている子どもの工作用のニスで、工業用の本格的なニスとは違う。塗っているのも小さなマグネットの木片であり、本立てなどのような大物ではない。持病のある私でさえ何も感じないのに、体育科で人一倍健康な吉田tが、今更のようにこのようなことを言い立ててくるのは、嫌がらせ以外の何ものでもない。

25日(金) 修了式。添乗なので遅れないようにタクシーに乗る。あとから青田tが来て「あなたお金当番だけど」とだしぬけに言うので「今日は違いますけど」と答えると「(お金当番の予定表が)変わった」うんぬんと言うので無視した。青田tは不承不承事務室にタクシー代を取りに行った。スケジュールでは今日は青田tの当番だ。ウソをついた可能性も否定できない。「変わった」といきなり言えば私が従うとでも思っていたようだ。ずいぶん馬鹿にされていると腹立たしかった。
転出者への記念品についても、私のいないところですべてを決定し、費用分担のことだけ青田tが言ってきたので、よほど断ろうかと思ったが、ことがことなので承諾せざるを得なかった。
記念品は職場昼食会の場で贈呈され、送別会は仲良しグループだけで行われたようだ。

本当にひどい一年だった。
テツローさんが無事に卒業し進路が決まったこと、マユミさんが係活動も学習もよくやってくれたこと、ほかの子どもたちも明るく元気で子どもたちに支えられたことと、太田主幹がいろいろと助けてくれたこと、そして私の悩みを傾聴し励ましてくれた友人がいなかったら、退職に追い込まれていたかもしれないほど、ひどい一年だった。
いったん体調を崩すと、梅毒にかかった女郎のような扱いを受ける。
今まで口をきいてくれた人が露骨に無視をするようになったり、人間扱いされないようなことも一切ならずあった。たいていの人はこうして孤立していき、心を病んだりしていくのだという構造が身をもって理解できた一年だった。
労働者同士がいがみあうことが不毛であることは理解できる。
しかし、それでもあえて言いたいが、私は、私に対してモラハラの限りを尽くした大村t・小西tをはじめ、この一年の訪問学級の教員を許すことは出来ない。