完璧な三神くんは、愛だけがわからない。


ブツブツとつぶやきながらも悩んでいると、三神くんは呼び鈴を鳴らした。


「ええ待って待って」

「悩んでるやつ両方頼めば」

「え?いいの?」

「いいよ。俺も食べるし」

三神くんの気遣いに一瞬で甘えた私は、3種のベリーのスフレパンケーキとリコッタパンケーキのハムチーズを注文した。


「半分こ、な」

その言い方がいつもの三神くんからは想像できなくて、なんだかとても可愛いかった。



「あーおいしかった満足満足」

「本当よく食べれるな。食事パンケーキなかったら、致死量の生クリームを浴びて死ぬところだった」

大大大大大満足のカフェ活。心も胃袋も、とても幸せだと言っている。