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「ちょっと綾(リョウ)、痛い痛い引っ張らないで。一体どうしたの」
「馬鹿が馬鹿すぎてお手上げた。手伝ってくれ」
三神くんの英語のノートともに現れたのは、三神くんの友達の伏野透真(フシノトウマ)くん。この学園のイケメン二大巨頭だ。
「そっちは基礎はできているけど、長文で応用になると途端にわからなくなるタイプ。こっちは単語、文法何もかも壊滅的だ」
「あらら……」
憐みの目をしている伏野くん。「想像以上かも…」と小声で呟いていて、あまりの勉強のできなさに引かれたかもしれない。
「そっちお願いしてもいいか?」
「おっけ」
くるちゃん伏野くん、私三神くんでのマンツーマンでの指導となった。

