人形少女と二人ぼっち

「てゆうか、ましろの洋服すごいよね。こんなふりふり見たことない。何? ロリータ? お姫さま?」

いのりは、私が着ている洋服に興味を持った

「すごいでしょ? このラベンダー色の生地もすてきだけど、フリルとレースがすごいのよね。襟は丸く白地で切り替えしてて、ここにもレースが縁取られてるの」

花帆は、まるで自分の服のように、うっとりとした顔で自慢する

「これって、もともとましろが着てたの? それとも、花帆姉が選んだの?」

「このドレスは、もともとこの子が着てたものよ」

「そうなんだ。じゃあ、着せ替えもできるの?」

「うん、今度の週末、ましろの新しいお洋服見に行こうかな」

「え!? まじ?」
この人はまた散財する気だ。きっと、いのりも同じ事を考えたのだろう

「じゃあさ、私の服も、ましろに着せられるってこと?」

「うん、身長も体型も同じくらいだから、着せられるんじゃない?」

いのりは、自分の格好を見た。Tシャツにハーフパンツ

「あ…、こう言うのは、似合わないよね、ましろには…」