人形少女と二人ぼっち

花帆が、コテージの予約を入れた日、花帆は朝早くから準備をしていた

私は、まだ、ナイトドレスを着たまま、いのりの部屋のベッドに座っている

いのりは、パーカーにジーンズという格好で、出かける準備をしていた

「ましろも、着替えようか」

そう言って、私のナイトドレスのボタンを外した。手際よく、いのりの制服のブラウスを着せて、プリーツスカートを履かせてくれる

「今日は、こっちにしようかな」

いのりは、私にブレザーではなく、白いカーディガンを着せた

「遊びに行くならこっちのほうがいいでしょ?」

私を抱きかかえて、リビングに降りる

「花帆姉、おはよ」

「おはよう。二人とも、今日はカジュアルでいいわね」

「でしょ? 花帆姉は、何やってるの?」

「バーベキューの食材、クーラーボックスに詰めてたのよ。これ終わったら、出かけよう」

花帆は、すでにメイクも済ませているようだった

「うん、分かった。ましろ、車椅子に乗せておくね」