その週末、花帆は、いのりと私を車に乗せて、図書館へと連れて行ってくれた。私は、また、いのりに中学の制服を着せてもらい、車椅子で運ばれる
「わたし、図書館なんて来るの何年ぶりだろう」
「たまには、良いでしょ?」
エントランスに入る。何人かの利用者とすれ違ったけど、私を気に留める人は、誰もいない
中に入ると、ページをめくる音、鉛筆の音が微かに聞こえてきた。みんな、本を読んだり、探すのに夢中で、他の事には目を向けない
「静かだね…」
「うん。いのり、何か見たい本ある?」
「ねぇ、わたし、ちょっと一人で、本見てきても良い?」
「うん、良いけど、一人で大丈夫? 一緒に行こうか?」
「うんん、大丈夫だよ」
そう言って、いのりは、書架の奥へと消えた
「行っちゃったわね」
いのりが、外で、一人になりたいなんて珍しいと思った。けれど、きっとここは、いのりにとって怖い場所ではなのだろう
「わたし、図書館なんて来るの何年ぶりだろう」
「たまには、良いでしょ?」
エントランスに入る。何人かの利用者とすれ違ったけど、私を気に留める人は、誰もいない
中に入ると、ページをめくる音、鉛筆の音が微かに聞こえてきた。みんな、本を読んだり、探すのに夢中で、他の事には目を向けない
「静かだね…」
「うん。いのり、何か見たい本ある?」
「ねぇ、わたし、ちょっと一人で、本見てきても良い?」
「うん、良いけど、一人で大丈夫? 一緒に行こうか?」
「うんん、大丈夫だよ」
そう言って、いのりは、書架の奥へと消えた
「行っちゃったわね」
いのりが、外で、一人になりたいなんて珍しいと思った。けれど、きっとここは、いのりにとって怖い場所ではなのだろう
