「それで、どうしてこの子が、家にいるわけ?」
「あっ、あのね。会社の帰り道、駅前に細い路地があるんだけど、ランタンが吊ってあるお店があってね。入ってみたら、アンティークショップだったの」
「へー、それで?」
「そのお店ね、レースとか小物とか、かわいいものいっぱい置いてて」
「あー、花帆姉、そういうの好きだよね」
「そうなの。それで、そのお店の奥にね、この子が置かれてたの。初めて会ったとき、あんまり綺麗だったから、息が止まりそうになっちゃったわ」
いのりは、また、私の顔を見る
でも、さっきのような、物珍しさは前に出ていない
「まあね、わかるけど。肌も白いし、目も宝石みたいに透き通ってるもんね」
「それでね、何度もそのお店通ってたら、欲しくなっちゃった」
いのりは、花帆の軽い言葉に、困惑している
そうだと思う。私は等身大のビスクドールだ
それなりの値段で売られていたのだろう
「あっ、あのね。会社の帰り道、駅前に細い路地があるんだけど、ランタンが吊ってあるお店があってね。入ってみたら、アンティークショップだったの」
「へー、それで?」
「そのお店ね、レースとか小物とか、かわいいものいっぱい置いてて」
「あー、花帆姉、そういうの好きだよね」
「そうなの。それで、そのお店の奥にね、この子が置かれてたの。初めて会ったとき、あんまり綺麗だったから、息が止まりそうになっちゃったわ」
いのりは、また、私の顔を見る
でも、さっきのような、物珍しさは前に出ていない
「まあね、わかるけど。肌も白いし、目も宝石みたいに透き通ってるもんね」
「それでね、何度もそのお店通ってたら、欲しくなっちゃった」
いのりは、花帆の軽い言葉に、困惑している
そうだと思う。私は等身大のビスクドールだ
それなりの値段で売られていたのだろう
