人形少女と二人ぼっち

私たちは、パスタの選べるランチメニューのあるお店に入った

「ましろ、何にする?」

いのりが、メニューを差し出す

私の青いガラス玉は、緑色のパスタをとらえる

食べ物なのに、不思議な色をしている

「ましろ、ジェノベーゼがいいの?」

店員さんが来て、花帆は4人分の注文を済ませた

「みんなと一緒にこうしてお出かけできるなんて嬉しいな。ほんとはちょっと、いのりがやってるドール研究会、うらやましかったのよ」

「え!? そうなんですか…。あの…、花帆さんって呼んでもいいですか?」
みゆは、リスペクトのような眼差しで花帆を見つめた

「ええ、もちろんよ」

パスタとサラダが4人分テーブルに並ぶ

「ねぇ、みゆちゃん、どんな活動がしたいの?」

「まだよく分かってないけど、ドールのアクセとかの制作かな…

でも、せっかくだから、ましろが、一番輝けることをやってみたい」

私は、目立ちたいわけではないのだけれど

「例えば、どんなこと?」

「うーん、具体的には、分かんなくって」
みゆは、笑った