人形少女と二人ぼっち

昼過ぎ何度目かのチャイムが鳴って、部室のドアが開いた

「ましろ、ただいま」

「寂しくなかった? ごめんね、一人にして」

ここは、不思議と時間がすぎるのが早い

いのりは、私をテーブルに向けて、二人とも席に着いた

「あー、お腹すいた。え? いのり、また、メロンパンなの?」

「あっ、うん。なんか好きなんだよね」

「にしても、毎日過ぎない?」

「そうだね。みゆは、お弁当、自分で作ってるの?」

みゆのお弁当は、卵焼きや、ミートボールやタコのウインナーやブロッコリーが入っていて、ご飯はキャラ弁になっていた

「うんん、お母さんが作ってくれてる。さすがにこれはね」
みゆは、笑った

「それで、ましろは? お昼ご飯ないじゃん。もしかしてダイエット!?」

いや、ダイエットとか関係なく人形は食べない

「もう、そんなに細いのに、ダイエットとかしなくていいよ。十分、美少女なのに」

やっぱり、みゆは、私が人形だと思っていないのだろうか…