その夜は唐揚げだった。私の前にはお茶碗に盛り付けられたご飯、サラダに取り皿が置かれている。いのりも私も、まだ制服のままだった
「それで、どうなったの部活?」
「うん、うまくいったよ。部室も割り当ててもらえたし。花帆姉が、アドバイスしてくれたおかげ」
「そう、よかったじゃない。明日から、ましろも、学校に連れて行くのね?」
「うん、定期も、ちゃんと買ったし」
「見せて」
いのりは、制服のポケットから、私の定期券を取り出して、花帆に見せた
ー 宮前 ましろ ー
そう書かれてある
「定期、買えたのね」
花帆は、定期券を手に取って見た
「なんだか、ましろ、どんどん人間になっていくみたいね」
何気ない言葉だった。花帆は、いのりと同じ制服を着た、私を見つめる
戸惑っていないかと言うと嘘になる。
みゆと出会ってから、いや、いのりが高校に合格して、この制服を作ってもらってから、私は、人間扱いされることが増えた
「それで、どうなったの部活?」
「うん、うまくいったよ。部室も割り当ててもらえたし。花帆姉が、アドバイスしてくれたおかげ」
「そう、よかったじゃない。明日から、ましろも、学校に連れて行くのね?」
「うん、定期も、ちゃんと買ったし」
「見せて」
いのりは、制服のポケットから、私の定期券を取り出して、花帆に見せた
ー 宮前 ましろ ー
そう書かれてある
「定期、買えたのね」
花帆は、定期券を手に取って見た
「なんだか、ましろ、どんどん人間になっていくみたいね」
何気ない言葉だった。花帆は、いのりと同じ制服を着た、私を見つめる
戸惑っていないかと言うと嘘になる。
みゆと出会ってから、いや、いのりが高校に合格して、この制服を作ってもらってから、私は、人間扱いされることが増えた
