その瞬間、俺は恥ずかしさが限界を突破して、自分の左手でカメラから見えないようにふたりの顔の横をグイッと隠した。
『1……パシャ!』
強烈な白いフラッシュが、ブース内を包み込む。
画面に表示された最後の1枚。
そこには、春に不意打ちで頬にキスをされ、生まれて初めて見るような、
完全に思考停止して耳までトマトみたいに真っ赤になったエース・蓮のドアップと。
恥ずかしさのあまり、手で顔を隠しながらも、
嬉しそうに目を細めて蓮に寄り添っている俺の姿が、最高の鮮明さで写し出されていた。
「……は、春、お前……っ」
蓮は頬を押さえたまま、完全に言葉を失ってカタカタと震えている。
「だ、だって『流石にね』って言ったけど……何もしないのは嫌だったんだもん……っ!」
俺は、真っ赤な顔のまま落書きブースへと猛ダッシュで逃げ込んだ。
後ろから、息を深く吸い込んだ蓮が「……マジで、心臓止まるかと思った……可愛すぎて死ぬ……」と、
頭を抱えて悶絶している激重なモノローグが、壁越しにもハッキリと伝わってくるのだった。
『1……パシャ!』
強烈な白いフラッシュが、ブース内を包み込む。
画面に表示された最後の1枚。
そこには、春に不意打ちで頬にキスをされ、生まれて初めて見るような、
完全に思考停止して耳までトマトみたいに真っ赤になったエース・蓮のドアップと。
恥ずかしさのあまり、手で顔を隠しながらも、
嬉しそうに目を細めて蓮に寄り添っている俺の姿が、最高の鮮明さで写し出されていた。
「……は、春、お前……っ」
蓮は頬を押さえたまま、完全に言葉を失ってカタカタと震えている。
「だ、だって『流石にね』って言ったけど……何もしないのは嫌だったんだもん……っ!」
俺は、真っ赤な顔のまま落書きブースへと猛ダッシュで逃げ込んだ。
後ろから、息を深く吸い込んだ蓮が「……マジで、心臓止まるかと思った……可愛すぎて死ぬ……」と、
頭を抱えて悶絶している激重なモノローグが、壁越しにもハッキリと伝わってくるのだった。


