「そ、そういえばさ、俺たち幼馴染だし、間接キスなんて、今さら普通だよな!」
ボトルを握りしめたまま、俺は、引きつった笑顔で笑ってみせた。
ここで動揺したら、蓮を男として意識しているのが、一発でバレてしまう。
「……あ?あぁ、そうだな。幼稚園の頃から一緒だし、普通だろ」
蓮も、いつも通りの冷淡な声で、すぐに相槌を打ってきた。
お互いに、「ただの幼馴染」というお馴染みの安全地帯に逃げ込むように。
だけど、その声は、二人とも少しだけ上ずっていた。
((普通なわけ、ねぇだろ……っ!!!))
心の中の絶叫は、完全にシンクロしている。
「じゃ、そろそろ戻るか。午後の練習始まるし」
「うん、そうだね」
お互いに、絶対に目を合わせないようにしながら、部室の裏からグラウンドへと歩き出す。
ボトルを握りしめたまま、俺は、引きつった笑顔で笑ってみせた。
ここで動揺したら、蓮を男として意識しているのが、一発でバレてしまう。
「……あ?あぁ、そうだな。幼稚園の頃から一緒だし、普通だろ」
蓮も、いつも通りの冷淡な声で、すぐに相槌を打ってきた。
お互いに、「ただの幼馴染」というお馴染みの安全地帯に逃げ込むように。
だけど、その声は、二人とも少しだけ上ずっていた。
((普通なわけ、ねぇだろ……っ!!!))
心の中の絶叫は、完全にシンクロしている。
「じゃ、そろそろ戻るか。午後の練習始まるし」
「うん、そうだね」
お互いに、絶対に目を合わせないようにしながら、部室の裏からグラウンドへと歩き出す。


