その日、LINEは鳴らなかった。
帰りの車の中でも、帰宅してからも、俺からはなんとなく連絡できなかった。
すぐにLINEが来るんじゃないか。
どこかで、そんな期待をしていた。
翌日も。
また、その翌日も。
俺はそのことばかり考えていた。
だからって、俺がなんて連絡すんのよ……。
言葉が出てこない。
森下さんから送ってくれよ……。
そう願っていた。
翌日も、LINEはなかった。
この感じで、休み明けから工事か……。
いや。
ここは俺が連絡するしかねーだろ。
そう自分に言い聞かせ、やっと文字を打ち始めた。
『こんばんは』
『月曜日から工事、宜しくお願い致します!』
とりあえず、仕事100%の俺になってみた。
というより、それ以外の言葉が見つからなかった。
すぐに既読がついた。
羊がボロ泣きしている。
ピコーン。
またすぐに、羊がもう一匹。
ほっと肩を撫で下ろしている羊。
ピコーン。
今度は長文だった。
あの日から、嫌われちゃったなと思っていたらしい。
だから俺からLINEが来なかったんだと思っていた。
向こうも、自分からは連絡できないと思っていたらしい。
俺も、自分の思いを伝えた。
すれ違いが解消された。
そして、最後にまたLINEが鳴った。
ピコーン。
羊が、大きなハートをプレゼントのように渡している。
もう言うよ。
……言わせてくれ。
俺、森下さんが好きだ。
決して、言葉にはできない。
分かってる。
だから俺は、俺自身には素直でいさせてくれ。
そう言い聞かせながら、車内で一人、
電子タバコを起動させていた。
帰りの車の中でも、帰宅してからも、俺からはなんとなく連絡できなかった。
すぐにLINEが来るんじゃないか。
どこかで、そんな期待をしていた。
翌日も。
また、その翌日も。
俺はそのことばかり考えていた。
だからって、俺がなんて連絡すんのよ……。
言葉が出てこない。
森下さんから送ってくれよ……。
そう願っていた。
翌日も、LINEはなかった。
この感じで、休み明けから工事か……。
いや。
ここは俺が連絡するしかねーだろ。
そう自分に言い聞かせ、やっと文字を打ち始めた。
『こんばんは』
『月曜日から工事、宜しくお願い致します!』
とりあえず、仕事100%の俺になってみた。
というより、それ以外の言葉が見つからなかった。
すぐに既読がついた。
羊がボロ泣きしている。
ピコーン。
またすぐに、羊がもう一匹。
ほっと肩を撫で下ろしている羊。
ピコーン。
今度は長文だった。
あの日から、嫌われちゃったなと思っていたらしい。
だから俺からLINEが来なかったんだと思っていた。
向こうも、自分からは連絡できないと思っていたらしい。
俺も、自分の思いを伝えた。
すれ違いが解消された。
そして、最後にまたLINEが鳴った。
ピコーン。
羊が、大きなハートをプレゼントのように渡している。
もう言うよ。
……言わせてくれ。
俺、森下さんが好きだ。
決して、言葉にはできない。
分かってる。
だから俺は、俺自身には素直でいさせてくれ。
そう言い聞かせながら、車内で一人、
電子タバコを起動させていた。



