式を終え、チャペルを出る二人を花びらが祝福する。
「おめでとう!!」
「やっとゴールインか!」
「詩織、綺麗だよー!!」
「お幸せにーー!」
次々に上がる学生時代の友人の声に二人は思わず笑顔になる。
「樹、おめでとう」
「やっと、だな」
「お前ら……」
「詩織、すっごく綺麗だよ」
「……綾」
ゆっくり進んだ先に三人がいた。綾は泣いていて、京平や拓馬の目も潤んでいる。
「ありがとう」
詩織は目を潤わせて笑う。
「お前らがいてくれてよかった」
樹は二人を見つめて、そう伝えた。二人は何も言わず、ただ笑っていた。
樹も笑う。
それ以上は何も言わず、詩織と共に歩き出した。
花びらが舞う中、たくさんの祝福の声が二人を追いかけてくる。
青空の下で、二人は幸せそうな笑顔を見せていた。
披露宴会場の扉の前。二人は少し緊張気味に待っていた。
繋がれた手をしっかり握りあう。
やがて扉が開く。
「おめでとう!」
大きな拍手と歓声が二人を迎える。
会場を見渡せば、見慣れた顔がいくつも並んでいた。
樹は隣の詩織を見る。詩織も嬉しそうに笑っている。
二人は顔を見合わせ、そのままゆっくりと会場の中央を歩いていく。
黒塚の乾杯の声が響き、二人の新しい人生を祝う時間が始まった。
広瀬を筆頭に樹の部下たちが余興を披露し、詩織の同僚が作ったムービーが流れる。
お色直しの時間が近づき、まず詩織が中座することになった。
「エスコートは、新郎のお姉さま、楓様にお願いいたします」
司会者の声とともにライトで照らされた楓は泣きながら立ち上がる。
「本当に?本当に私でいいの?」
何度もそう尋ねる楓に詩織は涙をためて頷いた。
「楓さんがお姉さんになってくれるの、嬉しいから」
詩織は涙を堪えるように笑った。 楓は何度も頷きながら、目元を拭う。
「……ありがとう」
差し出された手を、詩織がそっと握る。二人は並んで歩き出した。会場から温かな拍手が送られる。
その姿を見送りながら、樹は小さく笑った。
「続いて新郎様の中座です。エスコートは新郎様の恩師である古賀様にお願いいたします。」
スタッフに案内され、古賀が樹の隣に立った。
「まったくお前は……」
樹の隣で古賀は呆れたように笑う。
「先生は、俺の人生導いてくれたからさ」
樹はそう言って笑う。古賀は目を細めて樹の肩を叩いた。
二人が会場を出ると、会場は再び大きな拍手に包まれた。
しばらくして、お色直しを終えた二人が再び会場へ姿を見せる。
先ほどとは違う装いの詩織を見て、樹は思わず笑みを浮かべた。
その後も、友人たちとの歓談や余興が続いた。
笑い声と祝福の声に包まれながら、披露宴の時間はゆっくりと過ぎていった。
「おめでとう!!」
「やっとゴールインか!」
「詩織、綺麗だよー!!」
「お幸せにーー!」
次々に上がる学生時代の友人の声に二人は思わず笑顔になる。
「樹、おめでとう」
「やっと、だな」
「お前ら……」
「詩織、すっごく綺麗だよ」
「……綾」
ゆっくり進んだ先に三人がいた。綾は泣いていて、京平や拓馬の目も潤んでいる。
「ありがとう」
詩織は目を潤わせて笑う。
「お前らがいてくれてよかった」
樹は二人を見つめて、そう伝えた。二人は何も言わず、ただ笑っていた。
樹も笑う。
それ以上は何も言わず、詩織と共に歩き出した。
花びらが舞う中、たくさんの祝福の声が二人を追いかけてくる。
青空の下で、二人は幸せそうな笑顔を見せていた。
披露宴会場の扉の前。二人は少し緊張気味に待っていた。
繋がれた手をしっかり握りあう。
やがて扉が開く。
「おめでとう!」
大きな拍手と歓声が二人を迎える。
会場を見渡せば、見慣れた顔がいくつも並んでいた。
樹は隣の詩織を見る。詩織も嬉しそうに笑っている。
二人は顔を見合わせ、そのままゆっくりと会場の中央を歩いていく。
黒塚の乾杯の声が響き、二人の新しい人生を祝う時間が始まった。
広瀬を筆頭に樹の部下たちが余興を披露し、詩織の同僚が作ったムービーが流れる。
お色直しの時間が近づき、まず詩織が中座することになった。
「エスコートは、新郎のお姉さま、楓様にお願いいたします」
司会者の声とともにライトで照らされた楓は泣きながら立ち上がる。
「本当に?本当に私でいいの?」
何度もそう尋ねる楓に詩織は涙をためて頷いた。
「楓さんがお姉さんになってくれるの、嬉しいから」
詩織は涙を堪えるように笑った。 楓は何度も頷きながら、目元を拭う。
「……ありがとう」
差し出された手を、詩織がそっと握る。二人は並んで歩き出した。会場から温かな拍手が送られる。
その姿を見送りながら、樹は小さく笑った。
「続いて新郎様の中座です。エスコートは新郎様の恩師である古賀様にお願いいたします。」
スタッフに案内され、古賀が樹の隣に立った。
「まったくお前は……」
樹の隣で古賀は呆れたように笑う。
「先生は、俺の人生導いてくれたからさ」
樹はそう言って笑う。古賀は目を細めて樹の肩を叩いた。
二人が会場を出ると、会場は再び大きな拍手に包まれた。
しばらくして、お色直しを終えた二人が再び会場へ姿を見せる。
先ほどとは違う装いの詩織を見て、樹は思わず笑みを浮かべた。
その後も、友人たちとの歓談や余興が続いた。
笑い声と祝福の声に包まれながら、披露宴の時間はゆっくりと過ぎていった。
